SSDを買ってMacBookにくっつけたら幸せになった話
換装っていいよね。なんかいい。
まぁ残念ながら今回は換装じゃなくてHDDが壊れたから入れ替えたんだけど。
壊れたなら丁度良いので、SSDを突っ込んでMacBookを延命させようという辺り。
そう、延命...
起動が遅くて遅くて耐えられない遅さだった。
満身創痍...
ということで、このエントリの趣旨は
「古いMacBook BoroにSSDを突っ込んで延命させる」
自作er的なこのSSDが速いだとかそういう向きとは関係無いです。
今はIntelか東芝どちらかを買っておけば良いんじゃねーの、と思われます。
結果
IO DATA プレミアム・アウトレットで
IO DATA SSDN-ST64Pを買って、
MacBook Mid. 2007 MB062 J/Aにくっつけた。
SSDN-STPシリーズ | SSD | IODATA アイ・オー・データ機器
状態:保証あり,箱キズ、汚れ、つぶれあり \9,800
IO DATA プレミアム・アウトレットで買うの始めてで、どんなのが来るのかワクワクしてたのだけど、
SSDN-ST64Pはそもそも簡易包装パッケージ品だから箱とか存在するわけ無かった。
素っ気ないパッケージでIntelとかCrucialがちょっと羨ましい。
64GBじゃさすがにつらいので2.5" HDDケースを買った。
Scytheの鎌蔵2 2.5SATAKMZ2-25SATA-SL
http://www.scythe.co.jp/accessories/kamazo2-25sata.html
中身は殆ど使っていないLenovo ideapadの120GBのHDDを移植。まぁ元々はこのMacBookに入っていたものなのだけれど。
便利にしようと思ったら繋がる紐と箱が増えたでござる...
まぁバスパワーだと移動も気楽だし、わざわざ1万円以上するOptiBay買うのもばかばかしいのでこんなもんだろうと思う。
ところでUSB端子の立て付けが悪くてUSBオスが差さりにくい。さっきの製品紹介ページの画像を見ると曲がってるのでみんな曲がってるのかもしれない。
撮った写真はここに。
https://picasaweb.google.com/terminal.dot.net/IODATASSDSSDNST64P?feat=directlink
使ってみたかんじ
速い。使い始めた瞬間に分かる。
もうみんなSSD買った方が良い。
ドライブの使用状況は、
容量: 63.68GB
空き領域: 15.61GB
使用領域: 48.06GB
内、画像などで6.87GB
最小で41.19GB
Xcode4, homebrew, rvmなどをインストールしてこんなかんじ。
今見たら/Developerは10GBもあるんだなー。
デスクトップマシンだったらノートと違ってドライブ追加しまくれてストレージの問題が無いしどんどん入れていくべきだと思う。
もちろんトラブル対応の情報はHDDより少ないだろうけど、そのくらいで。信頼性の問題も然るべき製品を買えばあまり問題なさそう。実際にどのくらいまで持つかはまだ大量死亡時期来てないっぽいし分からないけど。
これからメインで使っていくけど、ドライブが寿命を迎えた時のリードオンリーモードはワクワクだー。
http://botchyworld.iinaa.net/ssd_ssdn.htm#end
東芝SSDの耐久テストとリードオンリーモードについての所感(訂正済み) - Lansenの現実逃避日記
SSDで遊ぼう
せっかくなのでHDD/SSDのMacBook起動比較動画を録った。
あとついでにS.M.A.R.T.とかとりあえずベンチとか。
比較対象はApple OfficialのFUJITSU MHY2120BH
Windows XP MCEでCrystalDiskInfo
MacのSystem Profilerで得られる情報
HDD
System Profiler - Serial ATA
Intel ICH7-M AHCI:製造元: Intel
製品: ICH7-M AHCI
リンク速度: 1.5 ギガビット
確立リンク速度:: 1.5 ギガビット
説明: AHCI Version 1.10 SupportedFUJITSU MHY2120BH:
容量: 120.03 GB(120,034,123,776 バイト)
機種: FUJITSU MHY2120BH
リビジョン: 0081000D
シリアル番号: ************
ネイティブ・コマンド・キューイング: はい
キューデブス: 32
リムーバブルメディア: いいえ
取り外し可能ドライブ: いいえ
BSD 名: disk0
メディアのタイプ: 回転
パーティションマップのタイプ: GPT(GUID パーティションテーブル)
S.M.A.R.T. 状況: 検証済み
ボリューム:
容量: 209.7 MB(209,715,200 バイト)
書き込み可能: はい
BSD 名: disk0s1
MacBook:
容量: 119.69 GB(119,690,149,888 バイト)
空き領域: 94.13 GB(94,126,886,912 バイト)
書き込み可能: はい
ファイルシステム: HFS+(ジャーナリング)
BSD 名: disk0s2
マウントポイント: /
System Profiler - Serial ATA
Intel ICH7-M AHCI:製造元: Intel
製品: ICH7-M AHCI
リンク速度: 1.5 ギガビット
確立リンク速度:: 1.5 ギガビット
説明: AHCI Version 1.10 SupportedTOSHIBA THNS064GG2BBAA:
容量: 64.02 GB(64,023,257,088 バイト)
機種: TOSHIBA THNS064GG2BBAA
リビジョン: AGYA0201
シリアル番号: ************
ネイティブ・コマンド・キューイング: いいえ
リムーバブルメディア: いいえ
取り外し可能ドライブ: いいえ
BSD 名: disk0
メディアのタイプ: ソリッドステート
TRIM サポート: いいえ
パーティションマップのタイプ: GPT(GUID パーティションテーブル)
S.M.A.R.T. 状況: 検証済み
ボリューム:
容量: 209.7 MB(209,715,200 バイト)
書き込み可能: はい
BSD 名: disk0s1
MacBook:
容量: 63.68 GB(63,679,283,200 バイト)
空き領域: 15.45 GB(15,449,071,616 バイト)
書き込み可能: はい
ファイルシステム: HFS+(ジャーナリング)
BSD 名: disk0s2
マウントポイント: /
Mac OS X 10.6でベンチと起動比較
HDD/SSDどちらもMacBookにいれてシステムディスクとしてOSクリーンインストール後、Time Machineで必要最小限のファイルをコピー、4/15時点でSoftware updateからアップデート出来る全てのものを適用。
中身の違いはSSDには入ってるXcode4がHDDには入ってないくらいか。
250s → 100s 2.5x faster!!
通常使用と違うのはログイン項目にFirefoxを追加したのと自動ログインにしたくらいかな。
ログイン項目は、
GrowlMenu
GrowlHelperApp
Skype
Quicksilver
Las.fm
EvernoteHelper
Google Notifier
TashMeHelper
Divvy
iTunesHelper
NotifoGrowl
witchdaemon
dolipo
UnPlugged
TepcoMeter
PeraPeraPrv
Dropbox
HardwareGrowler
ATOK23
TmLoginMgr(ウィルスバスター)
Firefox4 + vimp
Limechat
terminal
というかんじ。
Xbench 1.3でついでのベンチ。
新しく作った出来るだけまっさらなアカウントを使った。PrefPaneは選択出来るものは、全体でなくユーザ毎にインストールしているので綺麗だと思う。
HDD
Disk Test 39.29
Sequential 74.15
Uncached Write 88.43 54.30 MB/sec [4K blocks]
Uncached Write 87.34 49.42 MB/sec [256K blocks]
Uncached Read 46.68 13.66 MB/sec [4K blocks]
Uncached Read 102.39 51.46 MB/sec [256K blocks]
Random 26.73
Uncached Write 9.05 0.96 MB/sec [4K blocks]
Uncached Write 69.60 22.28 MB/sec [256K blocks]
Uncached Read 66.99 0.47 MB/sec [4K blocks]
Uncached Read 101.67 18.87 MB/sec [256K blocks]
SSD
Disk Test 195.17
Sequential 126.78
Uncached Write 150.94 92.68 MB/sec [4K blocks]
Uncached Write 149.56 84.62 MB/sec [256K blocks]
Uncached Read 71.61 20.96 MB/sec [4K blocks]
Uncached Read 233.91 117.56 MB/sec [256K blocks]
Random 423.70
Uncached Write 282.02 29.86 MB/sec [4K blocks]
Uncached Write 291.97 93.47 MB/sec [256K blocks]
Uncached Read 1501.07 10.64 MB/sec [4K blocks]
Uncached Read 554.45 102.88 MB/sec [256K blocks]
どうでもよかった。
SSD向けの設定
メモリセルの寿命に過敏だとキャッシュディレクトリなどをSSDの外に出したり、そういうファイルを書かない様にしてる人もいるっぽいけど、それじゃSSDの意味無いし自分はやってない。
やったのは
OSインストール時にプリンタサポートを全て切る。1〜2GBくらいの節約。
iTunesを外付けHDDを使う様に設定。
Time MachineでSSD, HDDどちらもバックアップする様に設定。
これくらいか。
OSのインストールメモを別のエントリにまとめておこうと思ってる。
他にやるとよいことあるかなー。
選ぶ
要件は、
必要な容量があって、まともに使えるものの中で出来るだけ安いもの。
まともに使える、というのは物によっては速度低下が著しく使用感も悪くなるらしいので、そうでないこと。
まぁフィーリングだよねー。
候補は
Intel X25-V
IO DATA(東芝OEM) SSDN-ST30P
Crucial C300
Micron C300
Intel 320 Series
Intel X25-M
Kingston(東芝OEM) SSDNow V+ series SNVP325-S2/64GB
IO DATA(東芝OEM) SSDN-ST64B
IO DATA(東芝OEM) SSDN-ST64P
今回買った製品を選んだ理由
HDDでOSをクリーンインストール+Time Machineで最小限のファイルをコピーしてみたら、使用領域は30GB程度だった。
40GBのSSDで残り10GBだと辛そうだったので64GB以上に限定。
その上で64GBクラスで一番安かったから。 Micron C300は64GBで8000円台だったけど、OEM向けらしく保証期間が最大1ヶ月で対象外に。
安牌すぎてつまらない感じもするけど、これで遊ぶつもりも無いのでまあいいや。
性能については自分には正しく判断出来ないので、体感で遅いのが分かるというレビューが無ければよかった.
同じ値段だったら弄れるIntelの方が面白そうなかんじ。
参考
http://www19.atwiki.jp/vippc2/pages/48.html
ここの情報が一番まとまっていて便利だった。東芝製品偏重過ぎるけど全般的に現状では割と妥当っぽいかんじがする。
SSDの製品ごと世代ごとのまとめがあるのがかなり便利。
というか、ここの他に更新されてるまとめwikiが見当たらない。
他、参考にしたwebページの一部
【元麻布春男の週刊PCホットライン】Crucial担当PMに聞く、日本国内戦略 - PC Watch
開発の現場から最新事情をレポート | SSD完全攻略マニュアル | DOS/V POWER REPORT
SSDの性能低下とTrimの効き具合を大検証! | SSDパーフェクトガイド | DOS/V POWER REPORT
マック売りの中年 「SSDいかがですか」
Lansenの現実逃避日記
http://botchyworld.iinaa.net/ssd.htm
MacBookが沈黙していたとき
入れたばかりのhomebrewを弄ってたら、インターネットが不通になってしまって悲しんでいた。ふにゃふにゃしながらいつの間にか寝る。
4/11
起きてMacBookのスクリーンロックを外そうとしたら固まっていたので仕方なく電源ボタン長押し。
起動せずHDDがカタカタしている。
取りあえずインストールディスクでbootしてDisk Utilityで見てみる。
よく覚えてないけどちゃんと読めなかった気がする。Terminalとかでも見ようとした気がする。
SATA to USB アダプタで繋いでみたけどダメ。
一応、Windowsにもアダプタ越しに繋いで見る。
しかしWindowsさんが固まってしまった。隣にあるLinuxマシンに繋げようかとも思ったけど大きな異音がしてるしまぁダメだと思うし面倒なので諦めた。
お店にHDDの値段を調べに。
SSDについて調べ始める。
4/13 深夜 SSDを注文
HDD死亡から37.5時間も対策決定に掛かった...
4/15
届いた。
当時の感動は
termin(@termin)/2011年04月15日 - Twilog
はてなブログ
ここで見られる。