Xiaomi Huami Amazfit GTR 47mm を買った

みんな大好き中華スマートウォッチのXiaomi Huami Amazfit GTR 47mm を買った。
geekbuyingで本体価格$130だった。このお値段なら気を遣いながら生活しなくても良くてとってもカジュアル。

購入の経緯

2018年1月から2019年4月まで、同じHuamiのAmazfit Bipを使っていた。同じくgeekbuyingで6,000円台で買ったもの。激安の癖にスマートウォッチとして欲しい基本機能が揃っていた。
使わなくなったのはシリコンバンドが破断してしまったから。もう少し上の価格帯のスマートウォッチに移る良いタイミングかもな、と思って新しいバンドは用意しなかった。そこから何を買うか延々と迷った結果半年以上経ってしまった。

要件

  • 一番のユースケースはスキー場で便利に使えること
  • 使う時は常にスマートフォンと一緒
  • 3日間以上バッテリーがもつこと
    • 1泊スキーで充電必須は嫌
    • スマートフォンは充電しながら使えるけど時計はそうはいかない
  • Always on Display設定が出来る。常時点灯が出来ない時計を買うのはどうなのという気持ちが捨てきれない。
  • 機能的には一般的なスマートウォッチが持つ機能があれば良い。ぶっちゃけ通知系がちゃんと出来ていれば雪上での用は足りる
  • 雪上でのワークアウト的な機能は、MotionMetrics Carvがやるので、精度は求めない
  • 見た目とディスプレイがBipよりリッチであること。活動量計はこの要件で落ちる
  • ロマンがなければ3万円以上は出せない

Amazfit GTR

レビュー的なところ
Bipと同様大変にコストパフォーマンスに優れる製品。OLEDの奇麗なディスプレイでスマートウォッチとしての一通りの機能を持っている。ケースも綺麗に作られていてそこそこ所有欲も満たしてくれる。
充電器はApple Watchみたいな磁石でくっつくタイプでストレスフリー。
発売後のアップデートでAlways on Displayも対応した。
日本語通知が文字化けするのが唯一の問題だったが、最近のアップデートで対応した。GTRだけ何故あんなに対応に時間がかかったのだろう。
この2つのアップデートがなければもっと悩んでいたかもしれない。

Bipはきつめの設定をしても20日間もつ謎の中華テクノロジーによる圧倒的なバッテリーライフが特徴だった。今回のAmazfit GTRは表示がリッチになったので短くはなるが、それでも10日間近くはもちそう。購入してからの実績としては5日間経って今のバッテリー残量が41%
ロングライフバッテリーの為に何かが犠牲になっているのだろうが、ユースケースに対して十分であれば良い。

今のところの懸念点はバイブレーションが弱いこと。雪上にいるときに見逃すことがないか心配。あと電車での目覚ましに使いたいけど無理そう。商品寿命やバッテリーライフが短くなっても良いので強くして欲しいが…

日本語通知

通知の日本語を表示はしたいが、iOS Appと時計のUIは英語表示で使いたい。

  • iOS Appの表示設定は英語
  • ペアリングして最初のアップデートが走った時点では日本語通知は化けてた
  • iOS Appの言語設定を日本語にしたらすぐに日本語フォントのインストールとファームウェアアップデートが走った
  • iOS Appの言語設定を英語に戻すと通知の日本語はそのまま英語のUIに戻ってくれた

よかったよかった。

写真

充電器を接続したらさくっと起動した。iOS Appとのペアリングして勝手に最新ファームウェアにアップデートされ、一瞬で使える状態になった。パッケージを含めて現代的なコンシューマー向けプロダクトだ。

文字化けの様子

フォントアップデート

大勝利の様子

アクティブ時の表示

スリープ時(デジタル) スリープ時の表示って意外とwebに転がってない気がする。Always on Displayを取り上げる時は一緒にスリープ時表示も見せてくれないと片手落ちだと思うんだ。

蛇足

除外した他の候補も所感を書いておく。

  • Xiaomi Huami Amazfit Stratos 3
    • 2.1万円程度
    • 半透過型ディスプレイで雪山でも見やすいが、発色は悪い。他のAmazfit製品と同じくバッテリーがもつ
    • 今回はディスプレイの見栄えをとって半透過液晶は除外した
  • HUWAWEI Watch GT2
    • 2.5万円程度
    • 比較的安価でバッテリーがもつ
    • 国内で正規品が普通に買えるのは安心で最後まで迷った
    • iOSで文字盤が変更出来ないとか、プリインストールの文字盤が好きなのがないとかでやめた。スリープ中の文字盤表示も同様
  • Fitbit Versa 2
    • 2.5万円程
    • ここまで出すんならもうちょっと表示がリッチになって欲しいのと、スリープ表示中の文字盤が簡素すぎたので除外した
  • GARMIN, Suuntoのあれこれ
    • 信頼性にお金を払うような製品群。そういう生活はしていないので除外。憧れるところは少しあるがやはり高い。GARMIN fēnix 6S Sapphireなんか良いけど9万円しとる…
    • 山でガッツリ使うとか、運動で精度の良いトラッキングをしたい訳でも無い
  • Apple Watch Series 5
    • 5万円程だが、そこまでスマートウォッチに出せない
    • このお値段なのにバッテリーが公称18時間なのは無理。そろそろ稼働時間を延ばす方向に行ってくれないだろうか
    • ただMacの自動アンロックは常に気になる
    • これだと今はまだ買えないなぁ
  • Apple Watch Series 3
    • 2万円程と安くて強い
    • バッテリー以下略