イマジン七夕コンサート・スペシャル2010 IMAGINE BIG4! に行ってきた

2010 7/7 にサントリーホールで行われたイマジン七夕コンサート・スペシャル2010 IMAGINE BIG4!に行ってきました。
去年の同日は超時空七夕ソニックに行っていたし、七夕は非常に素晴らしい日ですね。
ちなみにサントリーホールは自分のようなニートには場違い感が酷くてなかなか豪勢な感じでした...
一応断っておくと、クラシックコンサートは今年3月の吉松タルカス以来二度目。

概要

オフィシャルの情報はこれ。
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指揮:齊藤一郎
管弦楽:東京都交響楽団
ピアノ:山田武彦
サクソフォン:須川展也
ギター:渡辺香津美
バンドネオン小松亮太

★山田武彦 ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
★須川展也(サクソフォン) 吉松隆:サイバーバード協奏曲
        共演:小柳美奈子(ピアノ)、山口多嘉子(パーカッション)
渡辺香津美(ギター) ロドリーゴ:アランフェス協奏曲
小松亮太バンドネオン) ピアソラバンドネオン協奏曲
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何故か公式サイトにもチケット購入サイトにも書かれてなかったけど、"ロッシーニ : 歌劇「セビリアの理髪師」序曲"が演目のトップだった。
曲目のほぼ全てが初めて生演奏を見る上に普段から愛聴していた曲達だったのでかなり楽しみにしていた。こんなに好きな曲が揃うとは奇跡の様。

会場

演奏後にピアノ,パーカスのお二方が遠くを仰ぎ見た(?)時のライティングが気が利いていた。遠くのお客さんも見られる様にか後ろの方も明るくしていた。
席の位置は面白かった。S席 LB 2階 6列。
辛うじてオケの前方でそれを上から一望できた感じ。
前回の東京オペラシティでは1階のかなり良い位置だったけれど、今回の場所も視覚的にはかなり面白かった。


大ホール サントリーホール サントリー


一応外の写真も。
サントリーホールついた - termin(termin)
サントリーホール - termin(termin)


感想

あまり書く事無いけど演目ごとに感想を。


歌劇「セビリアの理髪師」序曲
子曰く、「アレなんでやったのか分からない」。
タイトル言われても全然思い浮かばなかったけど、有名な旋律が現れてやっと分かった。もっとも、それ以外も十分楽しんだけれど。


ラプソディ・イン・ブルー
派手なシャツにジャージを履いた様な、田舎で普通に歩いてそうなおっさんが出て来て笑ったw
演奏中も不真面目なおっさんみたいだった!ピアノにもたれかかったり。
もっと色んなラプソディー・イン・ブルーを聴いてみたくなったし、山田武彦さんの演奏ももっと聴きたい。


サイバーバード協奏曲
もともとこのコンサートはこの曲が元で知った。
吉松隆さんのサイトのコンサート情報で、吉松さんの曲が聴けるコンサートで近場のサイバーバード協奏曲が聴けるものと目についた。
クラシック音楽に馴染める様になったのも吉松さんの曲のおかげなのだけれど、この曲はどちらかというと優先順位が低かった。というのもサクソフォン自体が少しだけ苦手な面があったから。今回のコンサートでその苦手感が氷解したかもしれない。生で見たサクソフォン、須川さんは本当に格好良かった。


アランフェス協奏曲
村治佳織, 新日本フィルハーモニー交響楽団 演奏のCDで愛聴していた。恐らく今回の曲目の中で一番再生時間が長い。早くに手に入れていたというのが大きいとは思うけれど。


それだけ期待していただけに一番残念だったのもこれ。
今回の演目で唯一アランフェス協奏曲の渡辺香津美さんのギターだけが??といった感じだった。パンフには「ピックで奏される初の『アランフェス』になるかもしれない」と書いてあるけど、ああいうもんなのかなぁ。
コンサートでギターを聴いたのが初めてだっしよく分からない。
オケは楽しめたので良かった。


バンドネオン協奏曲
PiazzollaのTangoは魂の音楽だ!!
というのが生で更に理解出来た気がした。
バンドネオンは閉じる時になかなか大きい音がするというのが分かったのだけれど、これが生演奏の感じを盛り上げてくれたと思う。あれは魂と魂がぶつかり合う時の音だ。


笑った点としては、小松亮太さんが演奏する椅子がパイプ椅子だったこと。なんで?
あと演奏するものとは別のバンドネオンが最初から椅子の隣に置かれていたけどあれは予備なのかな。


ティンパニ奏者が演奏中に膜の確認をしているのが見られたのがちょっと嬉しかった。耳を近づけてつんつんするやつ。ティンパニについて調べていた時に文字ではそういう事をすると見ていたけれど、実際に見たのは初めて。小さい事だけど、プロの仕事が見られると胸が熱くなる。

まとめ

来て良かった。今回はギターとバンドネオン, サクソフォンが見られたのが大きいか。
ちなみに終演後のサイン色紙10名プレゼント抽選は見事に外れた。

お邪魔ぷよについて

お邪魔ぷよは、左斜め前に居たおこさまと手すり。おこさまはかなりアグレッシブな動きをされていた。
氏曰く、「若い人こそ聴くべき曲目だった。しかし僕の前の席は若すぎた。」


あの子がすくすくと健全に成長されますように。